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北朝鮮情報分析のプロ=元・公安調査庁幹部が解き明かす! 「何をするかわからない」脅威に潜む 独自の合理性と謎に迫る! 2016年9月、金正恩体制下の北朝鮮は5回目の核実験を行った。 直前には弾道ミサイル3連射で国際社会を驚かせたばかりだ。 瀬戸際外交を続ける真の目的は何か。 党幹部の粛清、相次ぐ脱北者の真相とは何か。 金日成、金正日、金正恩3代世襲制のカギは何か。 なぜ36年ぶりに党大会は開かれたのか。 隣国である日本、韓国、中国、そして新政権となる米国、ロシアはどう対応していくのか。 「北朝鮮情報分析のプロ」として、北朝鮮軍から流出した大量の内部資料の分析にも従事した 元公安調査庁幹部と北朝鮮研究の第一人者ががっぷり四つに組んだ本格対談。 日本のインテリジェンスが明かす「北朝鮮の実像」全公開!充実した資料も収録。 【目次】 はじめに(坂井隆) 第1章核・ミサイル開発の実態――北朝鮮の真の目的は何か ★1核実験強行の背景 ・現実となった「核・ミサイルの脅威」 ・交渉カードと抑止力 ★2アメリカの立ち位置 ・「核付きの北朝鮮」をどうするか ・トランプ政権の北朝鮮政策 ・6者協議の意味 第2章「瀬戸際外交」の行方――日本、韓国、中国、アメリカ、ロシアの対応 ★1瀬戸際外交の変遷 ・核先制攻撃はあるか ・過激化する瀬戸際外交 ・ウラン濃縮型の核実験 ・韓国の核武装はあるか ・中国人戦略家がとり得る考え ・北朝鮮との交渉が難しい理由 ・核放棄の条件 ★2アメリカ新政権と東アジア情勢 ・冷戦的思考からの脱却 ・北朝鮮は信頼できる交渉相手か ・中国と北朝鮮の関係 ★3パワーバランスの中の駆け引き ・安保理決議と中国のレッドライン ・ソ連の重大な裏切り行為 ・プーチンの思惑 ・新冷戦構造に移る可能性 第3章日本のインテリジェンス――北朝鮮分析の方法と情勢認識 ★1脱北者情報の位置づけ ・「金正恩独裁説」「軍部圧力説」――すべて仮定の話 ・非公開・非公然情報の限界――脱北者からの聞き取り ★2情報機関のあり方とメディアの問題 ・政治状況や雰囲気に流されない ・「求めよ、さらば与えられん」 ・「分かりやすいストーリー」の落とし穴 ・情報戦とメディアの過剰反応 ・どんな情報が足りないのか ・様々な仮説の使い分け 第4章プロの情報分析から見えること――国内政治・市場経済・党大会 ★1北朝鮮の国内政治 ・3代で変化した「首領制」 ・正恩が作った「金日成・金正日主義」 ・軍の内部資料から分かったこと――その1 ★2金正恩体制の北朝鮮 ・権力とイデオロギー ・北朝鮮経済はどうなっているのか ・「掌握指導」という言葉 ・「食糧不足」と制裁の関係 ・北朝鮮のレジリエンス ★336年ぶりの党大会開催 ・官僚主義を批判 ・軍の内部資料から分かったこと――その2 ・次男・金正哲はどうしているのか 第5章金日成、金正日、金正恩――「世襲王朝」3代の変化 ★1最高指導者の条件 ・金正恩体制は不安定なのか ・「息子だから後継者」ではなかった80年代 ・金正男をトップに据える? ・不正腐敗摘発と恐怖政治 ★2民衆は何を考えているか ・政治亡命と脱北 ・私利ではなく集団主義 ・党が軍を統制できているか ・カルト教団の問題と類似 ★3北朝鮮の外交問題 ・「米中接近」というモデル・交渉カードから核保有へ ・「金丸訪朝」と「李恩恵」問題 ・緊密だったソ朝関係 ・「悪の枢軸」と名指されるまでの4カ月 ・「挑発行動」の可能性は低い 第6章南北関係と日朝関係のこれから――「了解不能な存在」とどう向き合うのか ★1国際社会での南北の位置づけ ・90年代以降の状況変化 ・太陽政策の評価 ・ギブアップしない北朝鮮 ★2経済成長と統一問題 ・根強く残る主体思想派 ・大量の脱北者が押し寄せたら ★3北朝鮮から見た日本 ・対米交渉がうまくいけば、日本は自ずとついてくる? ・日本人拉致問題 ・「ニセ遺骨問題」と日本側の鑑定 ・日朝平壌宣言を土台にした国交正常化 ・北朝鮮を合わせ鏡として考える プロフェッショナルの流儀(箱田哲也) ★巻末資料 ・金正日から金正恩への権力承継期略年表 ・「首領制」の権力構造概念図と解説 ・朝鮮労働党の新旧「10大原則」比較 ・朝鮮労働党機構図 ・北朝鮮国家機関関係図 ・北朝鮮の主な国家機関の概要1:中央機関 ・北朝鮮の主な国家機関の概要2:地方機関 ・「国家経済発展5カ年戦略」の骨子 ・朝鮮労働党規約(抜粋) ・北朝鮮と世界の動きの略年表 著者について 坂井隆(さかい・たかし) 1951年生まれ。元公安調査庁調査第二部長。東洋大学法学部卒業。 韓国・延世大学韓国語学堂留学。78年公安調査庁入庁。 公安調査管理官、首席情報分析官などを歴任。2012年退官。 その後、北朝鮮軍から流出した大量の内部資料の分析などに従事。 共編著に『資料北朝鮮研究I政治・思想』など。 平岩俊司(ひらいわ・しゅんじ) 1960年愛知県生まれ。関西学院大学国際学部教授。 87年、東京外国語大学朝鮮語学科卒業。 95年、慶應義塾大学大学院法学研究科(政治学専攻)博士課程単位取得退学。 2001年博士(法学)取得。静岡県立大学国際関係学研究科教授などを経て現職。 17年4月から南山大学総合政策学部教授。 著書に『北朝鮮』『北朝鮮は何を考えているのか』など。 ※2017年1月現在のものです |
この商品の説明
目次
第1章 核・ミサイル開発の実態―北朝鮮の真の目的は何か;第2章 「瀬戸際外交」の行方―日本、韓国、中国、アメリカ、ロシアの対応;第3章 日本のインテリジェンス―北朝鮮分析の方法と情勢認識;第4章 プロの情報分析から見えること―国内政治・市場経済・党大会;第5章 金日成、金正日、金正恩―「世襲王朝」3代の変化;第6章 南北関係と日朝関係のこれから―「了解不能な存在」とどう向き合うのか
商品仕様
- アイテム名:書籍
- ページ数:355p
- 大きさ:19cm(B6)
- 出版社:朝日新聞出版
- ISBN-10:402251440X
- ISBN-13:9784022514400
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