○日本の不動産は「格差の時代」に入った。我が国では、空き家が大幅増加、2018年には1,000万戸の大台に乗り、30年台には2,000万戸を突破、空き家率は30%に上るとの予測もある。 ○著者は、このような環境変化の中で、不動産市場は大きく3極分化するとみる。「価値維持ないしは上昇する10-15%」「徐々に価値を下げ続ける70%」「無価値あるいはマイナス価値に向かう15-20%」である。すなわち、9割近くの不動産は徐々にまたは大きく下落していく。こうした大きな見通しのなか、不動産の見極め方、付き合い方、マンション・戸建て・中古の物件種別ごとの対処方法を紹介する。 <本書の読みどころ> ・同じ市町村でも駅からの距離、地盤の質などによって明暗がわかれる。 ・とりわけマンションは利便性がすべてであり、駅近物件以外は手を出すべきではない。 ・これまで一軒家の価値は建てた瞬間から資産価値ゼロに向かって下がっていったが、これからは住宅市場データベースの整備によって手入れ次第で価値を維持できる時代になる。 <もくじ> 序章9割が下がる時代の不動産とのつきあい方 第1章住宅地が大量発生する「2022年問題」 第2章「どの街に住むか」が明暗を分ける 第3章住宅の評価に革命が起きる 第4章マンションは「駅7分以内」しか買うな 第5章戸建ては手入れ次第で資産になる 第6章中古住宅を見極める法 第7章空き家対策の基本は「直ちに売却」 著者について 長嶋修 さくら事務所代表取締役会長。不動産コンサルタント。 1967年生まれ。広告代理店を経て不動産デベロッパーの支店長・不動産売買業務を経験後、業界初の個人向け不動産コンサルティングを行う消費者エージェント企業、さくら事務所を設立。 著書に『マイホームの常識にだまされるな』(朝日新聞出版)『物件調査のプロが明かす絶対に後悔しないマンション』(エクスナレッジ)『失敗しないマンション選び』(日本実業出版)『住宅購入学--いま何を買わないか』(講談社α新書)ほか。 ※2017年4月現在のものです |
この商品の説明
著者/アーティスト
著者: 長嶋修
目次
序章 不動産の9割が下がっていく;第1章 2022年、住宅地バブルの崩壊;第2章 「どこに住むか」が明暗をわける;第3章 住宅の評価に革命が起きる;第4章 マンションは「駅7分以内」しか買うな;第5章 一戸建ては手入れ次第で資産になる;第6章 中古住宅に賢く住む;第7章 空き家対策の基本は「直ちに売却」
商品仕様
- アイテム名:書籍
- ページ数:228p
- 大きさ:18cm
- 出版社:日本経済新聞出版社
- ISBN-10:4532263409
- ISBN-13:9784532263409
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