ラブ・ゲーム テニスの歴史
- 著者: エリザベス ウィルソン 訳者: 野中邦子
- 書籍
- 出版社:白水社
- 発売日: 2016年10月
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フローラン・ダバディ氏推薦! テニスにおいて「ラブ」はゼロを表わす。その由来には諸説あるが、テニスが社会的にもロマンチックな意味でも「ラブ・ゲーム」と呼ばれる所以である。 他方、この厄介な言葉のせいでしばしば「女々しい」イメージもつきまとう。社会学を専門とする著者がこの点に着目しながら、テニスの興味つきない歴史を紐解く注目の1冊。 第1部では、発祥から19世紀を経て20世紀前半までのテニス史を、当時の時代背景や先駆的な選手たちと絡めて概観する。第2部では第二次世界大戦後のテニスを扱い、オープン化に至るまでの流れ、性差別や人種問題などが論じられ、とりわけ選手の同性愛についての議論は興味深い。第3部では70年代以降、企業と結びつき、テレビ中継によって娯楽として根付いてから、80年代にテニスブームが去った後、現在までの流れを追う。 各章では、ランラン、チルデン、ペリー、マスケル、キングら往年の名選手をはじめ、マッケンローやボルグ、エバート、ナブラチロワからフェデラー、ナダル、ジョコビッチといった近年のスター選手も登場し、テニス史を彩る。組織改革や技術革新などテニス界の内部事情のみならず、テニスの抱える意外な矛盾などユニークな指摘も多い。テニスファン必読の1冊。 著者について オックスフォード大学セント・アンズ・カレッジ卒。ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス、ロンドン大学バークベック校でも学ぶ。フェミニズム、ファッション、都市文化に関する多数の著作がある。1996年から2001年までロンドン・メトロポリタン大学で社会学を講じ、2004年から2013年までロンドン・カレッジ・オブ・ファッション(ロンドン芸術大学)で客員教授を務めた。2001年よりロンドン・メトロポリタン大学名誉教授。 ※2016年10月現在のものです |
この商品の説明
著者/アーティスト
著者: エリザベス ウィルソン 、 訳者: 野中邦子
目次
愛のゲーム;第1部 有閑階級(健全な興奮をもたらす科学的な競技;リアルテニスとスコア方式;スポーツ文化の成長 ほか);第2部 スポーツと人生(戦場からの帰還;ゴージャス・ガールズ;オープン化 ほか);第3部 ザッツ・エンターテインメント(悪童たち;企業とテニス;ウーマン・パワー ほか)
商品仕様
- アイテム名:書籍
- ページ数:387,31p
- 大きさ:19cm(B6)
- 出版社:白水社
- ISBN-10:4560095140
- ISBN-13:9784560095140
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