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ジャン・アメリーは1912年ユダヤ人の両親のもとウィーンで生まれた。 1940年敵性外国人として逮捕され南仏の収容所へ。脱走、フランス縦断を経て ブリュッセルでレジスタンスに参加。1943年再逮捕。拷問と独房、アウシュヴィッツ、 ブーヘンヴァルト、ベルゲン=ベルゼン強制収容所を生き延びた人物である。 解放後は文筆で身を立てながら長くホロコーストに触れることはなかったが、 再び台頭する排外主義への危機感から本書を著した。「社会」が人間の尊厳を奪うとは どのようなことか。人は何によって人間であるのか。自らの体験を遡り、手探りするように 綴られた省察の記録。 「なにはともあれ自分は一つの仕事をやりとげたように思うのだが、ともに人間でありたい人 すべてのところに届いてくれることを願わないではいられない」(1966年) 著者について ジャン・アメリー JeanAmery 1912年ウィーンに生まれ、文学・哲学を学ぶ。1938年ナチズムをのがれてベルギーに亡命。レジスタンスに参加。1943年ゲシュタポに逮捕され、アウシュヴィッツ、ブーヘンヴァルト、ベルゲン=ベルゼン強制収容所に送られる。1945年の解放後ブリュッセルに住み、作家・批評家として活発に活動した。ロマン・エッセイという独特のスタイルにより機知と明晰をもって書き、〈現代ヨーロッパにおける最も興味深い思索者の一人〉と見なされていた。1978年ザルツブルグで自死。 著書『さまざまな場所』『ルフュー、あるいは取り壊し』『老いについて』『自らに手を下し』『罪と罰の彼岸』他。 池内紀 いけうち・おさむ 1940年、兵庫県姫路市生まれ。ドイツ文学者、エッセイスト。1966-96年、神戸大、都立大、東大でドイツ語、ドイツ文学の教師。その後は文筆業。 主な著書に『ゲーテさんこんばんは』(桑原武夫学芸賞)、『海山のあいだ』(講談社エッセイ賞)、『二列目の人生』、『見知らぬオトカム――辻まことの肖像』、『恩地孝四郎』(読売文学賞)、『亡き人へのレクイエム』など。 編注に森?外『椋鳥通信(上・中・下)』、訳書に『ファウスト』(毎日出版文化賞)、ケストナー『飛ぶ教室』、アメリー『罪と罰の彼岸』など。山や旅、自然にまつわる本も、『森の紳士録』、『ニッポンの山里』など多数。 ※2016年10月現在のものです |
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