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日本テレビの誇る高視聴率番組「行列のできる法律相談所」が、裁判員になるかもしれない人々、つまり、全ての人に贈る「あなたが裁判員になっても絶対に困らない本」です！

いよいよ導入される裁判員制度をめぐってあちこちで話題沸騰！

日本テレビが今年の１月に行った世論調査によれば、裁判員制度に興味があると答えた人は９８．７％。しかし、そのうちの７０％は“人を裁くこと”にとても不安を感じているようです。

本書は日本テレビの高視聴率番組「行列のできる法律裁判所」が、裁判員になるかもしれない人々、つまりすべての人に贈る「あなたが裁判員になっても絶対に困らない『本』」です。

そもそも自分が人を裁くなんて大丈夫でしょうか？

その素朴な疑問や悩みに対して、本書ではまずあなた自身の考え方や価値観・倫理観などをチェックし、人情派、理論派、社会正義派…などあなたがどんなタイプの裁判員になるかを知っておきます。
その上で、犯罪の要因である心理的要因、「愛の純粋度」「拝金主義度」「平等感」「暴力容認度」「性理論度」「社会道徳度」「いじめ度」について、あなたが普段からどのように考えているかを整理しておきます。

自分自身を知って整理しながら、“裁判力”を高める内容となっています。同時に裁判員制度に興味のある人もない人も、手軽に自己チェックを楽しむことのできる本の作り方になっています。
また裁判所で行われた模擬裁判をベースに練習問題も掲載。法律相談所の弁護士が解説します。

【目次】
前書き（島田紳助所長）
・裁判員とは他人の心と向き合うこと

第一部（裁判員になる日への備え）
備え１　「判決を下すために」
★制度の概略とタイムライン（図解とポイント解説）
★裁判の流れ（図解とポイント解説）→最後に、「法評議し、判決を下すこと」が裁判員としての最も大切な作業であることを説明。→Ｑ＆Ａセルフチェック方式

備え２「自分に出来るのか」自分の裁判員タイプをチェック
★裁判員適正度を「聞く力（論理的思考力）」「話す力（自己表現力）」の観点でタイプを分類→診断ツールＡ

第二部（「裁くこと」への心構え）
自分自身の価値観を７つのジャンルで客観的に把握

・犯罪の根本要因を「愛の純粋度」・「拝金主義度」・「平等感」・「暴力容認度」
・「性倫理度」・「社会道徳度」「いじめ度」の７つに分け、各ジャンルに対する自分の価値観を改めて整理し、認識する（タイプ分類）→診断ツールＢ

★診断ツールＡ（コーチングメソッド）
・評議に不可欠な「聞く力（論理的思考力）」「話す力（自己表現力）」に関するセルフチェックリスト
・１分野につき各１５～２０設問
・１分野につき４タイプに分類
・タイプ別の特質の解説、及び裁判員になるに当たって（評議に臨むに当たって）の注意点などのアドバイス

★診断ツールＢ（心理学メソッド）
「愛の純粋度」・「拝金主義度」・「平等感」・「暴力容認度」・「性倫理度」・「社会道徳度」「いじめ度」の各々に対する思い入れ度（執着度または優先度）、許容度、善悪観などのセルフチェックリスト