隷従への道
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NIKKEI BP CLASSICS
- 著者: フリードリヒ ハイエク 訳者: 村井章子
- 書籍
- 出版社:日経BP
- 発売日: 2016年10月
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ジョン・メイナード・ケインズはブレトンウッズ会議に向かう途中で『隷従への道』を読み、ハイエクに宛てた手紙の中で「偉大な著作」だと激賞し、「精神的にも思想的にもこの本のほぼすべてに同意する。 単に同意するだけでなく、深く感銘を受けた」と述べた。 ただしそれに続いて「これがどこに一線を引くべきかという問題であることは、あなた自身がよくわかっているだろう。どこかに線引きをしなければならない。この論理を極端まで推し進めることは不可能だ。 しかしあなたは、どこにその一線を引くべきかということをどこにも示していない」と書いている。 ハイエクがこれらの批判を真摯に受けとめたことはあきらかだ。彼はその後数年をかけて、『隷従への道』の主張をより精緻に検討し敷衍した論文を二本も書き、政治哲学に多大な貢献をしている。 『自由と法』(邦訳春秋社刊)では、自由主義的立憲政治を支える思想について論じ、個人の活動領域とすべきものを定義するとともに、強制力を独占する政府は法の支配によってその強制力を制限されねばならないとした。 同書の三分の一を割いて、ハイエクはそうした政治構造と合致する政策を論じている。 (ブルース・コールドウェルの序文から) 第1章放棄された道 第2章偉大なユートピア 第3章個人主義と集産主義 第4章計画の「必然性」 第5章計画と民主主義 第6章計画と法の支配 第7章経済の管理と全体主義 第8章誰が、誰を? 第9章保障と自由 第10章最悪の人間が指導者になるのはなぜか 第11章真実の終わり 第12章ナチズムを生んだ社会主義 第13章いまここにいる全体主義者 第14章物質的な条件と観念的な目標 第15章国際秩序の要望 結論 著者について フリードリヒ・ハイエク(FRIEDRICHHAYEK) 1931年にロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)教授に就任。1944年刊行の『隷従への道』は英米でベストセラーに。1950年にシカゴ大学教授、1962年からフライブルク大学教授。 1974年ノーベル経済学賞受賞。主な著作に『貨幣理論と景気循環』、『自由の条件』、『法と立法と自由』、『致命的な思い上がり』、『貨幣発行自由化論』。 ※2016年10月現在のものです |
この商品の説明
著者/アーティスト
著者: フリードリヒ ハイエク 、 訳者: 村井章子
目次
放棄された道;偉大なユートピア;個人主義と集産主義;計画の「必然性」;計画と民主主義;計画と法の支配;経済の管理と全体主義;誰が、誰を?;保障と自由;最悪の人間が指導者になるのはなぜか;真実の終わり;ナチズムを生んだ社会主義;いまここにいる全体主義者;物質的な条件と観念的な目標;国際秩序の展望
商品仕様
- アイテム名:書籍
- ページ数:532p
- 大きさ:20×12cm
- 出版社:日経BP
- ISBN-10:482225173X
- ISBN-13:9784822251734
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