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東京を中心に全国で活動を展開するロックバンド、Dear Chambers。コロナ禍の2020年・2021年、J-ROCKシーン最多のライブ本数を誇る彼ら。2023年8月にリリースした「環七ラプソディー」がフジテレビ音楽番組『Love Music』の番組としてラストとなるエンディングテーマを飾り、その勢いのままに同年12月に放たれた「オレンジロード」ではライブバンドであることを改めて表明。今作も、前作同様サウンドプロデューサーのKubotyとタッグを組み、ある意味の到達点といえるほど完成度の高い3曲を制作した。リードトラックの「Oh my BABY」は、Dear Chambersを必要とするリスナー全てを愛で包み込み、とにかく幸せで笑顔でいてほしいという気持ちを恥ずかしげもなくそのままに伝えていく。スリーピースならではのストレートなバンドサウンドは荒々しさと精密さを絶妙に兼ね備え、精度と角度をさらに高めた楽曲アレンジを、モリヤマの歌でロックバンドとしての大正解へと導いていく。 (C)RS